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工場の暑さ対策における義務化とは?求められる対策・具体的な取り組みを紹介

2026年3月3日

工場では金属製の折板屋根を使用しているケースが多く、夏になると屋根が熱を吸収し、室温が大きく上昇します。室内が高温になると、作業者が熱中症や体調不良を引き起こすリスクが高まるため、十分な注意が必要です。

実際に、製造業では熱中症に関連する労働災害が年々増加しています。こうした状況を受け、2025年6月には労働安全衛生規則が改正され、職場における熱中症対策が「義務化」されました。これに伴い、製造業をはじめとする企業には、より具体的で実効性のある暑さ対策の実施が求められています。

本記事では、企業や現場責任者の方々に向けて、熱中症対策義務化の内容と、現場で求められる取り組み・具体的な対策についてわかりやすく解説します。

暑さ対策の義務化とは

引用:職場における熱中症対策の強化について(令和7年6月1日施行)(厚生労働省)

対策の義務化に伴い、該当する事業者は、「熱中症の自覚症状がある作業者」、および「熱中症の恐れがある作業者を発見した者」が、速やかに報告できるよう報告体制(連絡先や担当者)を事業場ごとにあらかじめ定め、関係作業者へ周知する必要があります。

さらに、熱中症の症状の悪化を防止するために必要な措置の内容や、その実施手順についても、事業場ごとにあらかじめ定め、関係作業者に周知しなければなりません。

参考記事:職場における熱中症対策の強化について(令和7年6月1日施行)(厚生労働省)

義務化によって、求められる取り組み

熱中症対策の義務化により、条件に該当する事業主には、今後どのような取り組みが求められるのでしょうか。ここでは、義務化によって事業主が実施すべき具体的な対策や、整備すべき体制について紹介します。

作業環境管理

熱中症は、屋外などの高温多湿な環境下で作業員が長時間作業を行う場合に、発症リスクが高まります。このような環境であれば、暑さの影響を軽減するために、作業環境を管理することが大切です。

たとえば、直射日光を受けやすい場所では、太陽の照り返しを抑えるために役立つ「簡易的な屋根」を設置したり、遮熱対策を講じる方法も有効な手段のひとつ。その他には、そこで働く作業員が快適に作業を続けられるように、冷房設備を備えた休憩スペースを設ける方法もおすすめです。

参考資料:職場における熱中症対策の強化について(厚生労働省)

作業管理

高温多湿な環境下で従業員が長時間作業を行うと、体調を崩す恐れも……。過酷な環境の場合であれば、作業員が暑さに順応できるよう、企業として計画的に暑熱順化対策を講じることが大切です。暑熱順化とは、体が徐々に暑さに慣れていく過程のことを指し、この対策を行うことで熱中症・体調不良のリスクを低減できます。

それに加えて、従業員が作業前後・勤務中に水分・塩分を補給できるよう指導することや、さらに通気性のよい服装を着用させることも、熱中症予防において欠かせない取り組みと言えるでしょう。

参考資料:職場における熱中症対策の強化について(厚生労働省)

健康管理

従業員の健康を守るためには、事業主が健康診断の受診を促すなど、日頃から体調管理に関する取り組みを行うことが大切です。とくに体調がすぐれない状態で過酷な環境下の作業を続けると、熱中症や体調不良のリスクが大幅に高まります。

事業主は、睡眠不足・体調不良・前日の飲酒・朝食の未摂取などが熱中症の発症リスクを高めることを従業員に指導するとともに、必要に応じて健康相談を受けられる体制を整えていきましょう。

参考資料:職場における熱中症対策の強化について(厚生労働省)

労働衛生教育

作業員を高温多湿な環境で従事させる場合、熱中症・体調不良を防ぐための対策が欠かせません。そのためには、適切な作業管理に加えて、労働者自身による健康管理を実施することも重要なポイントのひとつです。

こうした理由から、条件に該当する事業主は、作業を管理する者・労働者に対して、「熱中症の症状」「熱中症の予防方法」「緊急時の救急処置」「熱中症の事例」などを内容とした労働衛生教育を実施する必要があります。

参考資料:職場における熱中症対策の強化について(厚生労働省)

工場で実施可能な暑さ対策

工場は天井が高く、建物全体の面積も広いため、構造上の関係で室内に熱がこもりやすく、室内の温度が上昇します。

この暑さを放置したままにしておくと、そこで働く作業員が熱中症・体調不良を起こす恐れがあるため、早急に対策を講じることが大切です。ここでは、工場で実施できる暑さ対策を紹介します。

スポットクーラーの設置

スポットクーラーとは、取り込んだ空気を冷却し、ファンによって特定の場所へ送り出す空調機器のことです。冷却された空気をピンポイントで届けられるため、そこで働く作業員が涼しく過ごせるようになり、熱中症のリスクを抑える効果が期待できます。

スポットクーラーは局所的に冷やすことができるため、工場や倉庫、家庭内の一部エリアなど、広い空間全体を冷却するのが難しい場所での使用に適しています。

遮熱シートを屋根に施工する

工場の屋根に遮熱シートを導入する際には、弊社で対応が可能な「スカイ工法」の採用がおすすめです。スカイ工法とは、輻射熱の反射性能に優れたスカイシートを屋根に直接貼り付ける施工方法であり、ジョイント部分をシートで覆うため、雨漏り対策にも効果を発揮します。

参考記事:スカイ工法

遮熱シートを機械に施工する

引用元:遮熱シートの機械への施工方法や暑さ対策への効果を紹介!施工による3つのメリットとは? -株式会社ライフテック

工場に機械が設置されている場合、機械から発生する輻射熱の影響を受け、室温が上昇します。機械に遮熱シートを施工することで、輻射熱の放出を抑え、作業環境の温度上昇を防ぐことが可能です。

機械への遮熱対策としては、弊社で対応が可能な「フィット工法」を設置する方法が最適です。フィット工法とは、遮熱シートをテント状に加工し、機械全体を覆うように設置する施工方法のことです。遮熱シートを裁縫してつなぎ合わせることができるため、乾燥炉などの大型機械など幅広い設備に施工できます。

参考記事:フィット工法

サーモバリアが暑さ対策に適している理由

サーモバリアは、暑さの原因となる輻射熱を効率よく反射する遮熱材であり、暑さ対策として高い効果を発揮します。本項目では、サーモバリアが暑さ対策に適している理由について紹介します。

アルミ純度が高い

遮熱シートは、一般的にアルミ純度が高いほど輻射熱の反射性能が向上します。弊社で施工可能な「サーモバリア」は、アルミ純度99%以上の「高品質アルミ箔」を使用した遮熱シートであり、高い反射性能を備えています。

サーモバリアを、工場の屋根・壁・機械に施工することで、輻射熱を効率よく反射し、室内温度の上昇を抑制します。さらに遮熱シートには、熱を室内側へ反射する作用もあるため、冬は暖房効率が向上し、寒い時期も快適に過ごせます。

正しい施工が可能

遮熱シートは、隙間なく正しく施工されていなければ、十分な効果を発揮できません。万が一、施工に不備があると、隙間から輻射熱が入り込み、遮熱性能が低下します。遮熱シートの効果を最大限に高めるには、専門的な技術を持つ「プロ」に工事を依頼することが大切です。

弊社は、一般的な内装・外装工事業者とは異なり、遮熱材の施工を専門に行う企業として、豊富な知識と高度な施工技術を有しています。遮熱シートの特性を理解した上で、最適な施工方法を選択できるため、品質の高い仕上がりを実現できます。

遮熱効果を体感できる

夏の暑さ対策を進める際には、事前にどの程度の効果が期待できるのかを把握しておくことで、安心して工事に踏み切ることが可能です。

温度変化を測定する際には、温度分布を画像として確認できるため、遮熱シートの効果を視覚的に理解できます。さらに、ご希望に応じてドローンに搭載したサーマルカメラによる空撮にも対応しています。

空撮によって、建物全体の温度分布を把握できるようになり、状況に応じて「最適な施工計画」を立てることが可能です。

まとめ

暑さ対策の義務化にともない、熱中症対策を実施しなかった事業主には、「6カ月以下の拘禁刑または50万円以下の罰金」(法119条1号)、または「50万円以下の罰金」(法122条)が科される可能性があります。

工場の暑さ対策としては、スポットクーラーの設置なども有効ですが、工場全体の温度上昇を抑えたい場合には、建物全体に施工できる「遮熱シート」が有効です。弊社が施工を行う遮熱シート「サーモバリア」は、輻射熱を高い性能で反射するため、夏場の暑さ対策に大きな効果を発揮します。

さらに弊社では、見積もり作成から施工管理・報告、アフターフォローまで一貫対応できる体制を整えており、施工後も安心してご相談いただけます。暑さ・熱中症対策をご検討中の事業者様は、ぜひお気軽にお問い合わせフォームよりご相談ください。

参考記事:(厚生労働省)【罰則適用あり】職場における熱中症対策の強化について(一般社団法人 新潟県産業資源循環協会)

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