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工場で安全対策が必要な理由とは?定義・具体的な対策について紹介

2026年7月7日

製造業は、危険を伴う設備や作業が多く、労働災害が発生しやすい業界のひとつ。厚生労働省の『令和6年 労働災害発生状況について』によると、2024年の死傷者数(休業4日以上)は全産業で135,718人にのぼり、そのうち製造業が約2割を占めています。

工場で起こる事故には、機械的要因や人的ミスだけでなく、暑さが引き金となるケース も少なくありません。とくに熱中症は、最悪の場合、命に関わる重大なリスクを伴います。

こうした背景から、工場では適切な安全対策を講じることが欠かせません。

本記事では、安全対策の定義や目的を整理したうえで、工場で安全対策が求められる理由と、現場で実践できる具体的な取り組みを紹介します。

参考資料:『令和6年 労働災害発生状況について』

安全対策とは?工場における安全対策の重要性

安全対策とは、そこで働く従業員が事故や健康被害に遭わないよう、必要な措置を講じることを指します。製造現場では、作業員に事故や健康被害が発生すると、経営者が労働安全衛生法違反で書類送検される可能性があります。

こうした事態は社会的な信頼を失うことにつながり、企業経営にも大きな支障をきたします。そのようなリスクを防ぐためにも、安全対策を徹底することが不可欠です。

参考記事:労働災害が発生したとき(厚生労働省)

工場で安全対策が求められる理由

国内では、従業員が安心して働ける環境を確保するため、さまざまな制度や義務が定められています。事業主には、従業員を事故や健康被害から守るために、適切な安全対策を講じる責務があります。本項目では、工場で安全対策が求められる理由について、具体的に紹介します。

法律で定められている

工場の安全管理は、労働安全衛生法や厚生労働省のリスクアセスメント指針によって遵守が義務付けられています。事業者は、法律に基づき適切な安全対策を実施する必要があります。

さらに、事業主には「安全配慮義務」があり、使用者は労働者の心身の健康と安全を確保するために必要な配慮を行わなければなりません。

参考資料:『リスクアセスメント指針』(厚生労働省)

参考記事:安全配慮義務とは何かわかりやすく解説!違反となるケースや対策も(神奈川県福祉共済協同組合)

参考資料:労働契約法のあらまし(厚生労働省)

事故が発生しやすい

製造現場には、多数の機械や工具、重量物など、さまざまな危険が存在します。とくに機械は衣服などを巻き込んでも急停止が難しく、深刻なケガにつながる事故が後を絶ちません。

製造現場で死亡事故が発生した場合、遺族から損害賠償を請求されるケースがあるほか、適切な安全対策が講じられていなかった場合には、経営者が労働安全衛生法違反で書類送検される可能性もあります。こうしたリスクを回避するためにも、製造現場の責任者は「安全対策」を徹底することが不可欠です。

従業員の健康を守るため

工場は建物の構造上、窓が少なく熱がこもりやすい環境です。取り扱う商品によっては空調を使用できないケースもあり、室温が上昇しやすいという課題があります。室温が高くなると、従業員の健康被害や熱中症リスクが高まります。

従業員が体調不良・熱中症を発症すると、労働安全衛生法に基づく事業者の法的義務に抵触するだけでなく、生産性の低下にもつながります。これらのリスクを回避するためにも、工場における熱対策は欠かせません。

工場で対策が可能な安全対策

工場では、従業員の意識づけによる取り組みから、設備を導入する対策まで、さまざまな安全対策を講じることが可能です。本項目では、工場で実施できる代表的な安全対策について紹介します。

5S活動の実践

製造現場の安全対策として、5S活動の実施は欠かせません。5Sとは「整理」「整頓」「清掃」「清潔」「躾(しつけ)」の頭文字を取ったものであり、現場環境を整備し、安全で効率的な作業環境をつくるための取り組みです。

5S活動を徹底することで、現場に潜む危険要因を取り除き、労働災害の防止につながります。また、安全性だけでなく、品質向上や生産性の向上にも直結するため、企業全体のパフォーマンス改善にも寄与します。5Sに取り組む際には、チェックリストなどを活用し、継続的に評価・改善を行うことが大切です。

屋根に遮熱シートを施工する

工場の暑さ対策には、遮熱シートの施工が効果的です。遮熱シートとは、輻射熱を反射する金属製のアルミシートのことで、屋根に施工することで暑さの原因となる輻射熱の影響を抑え、熱中症リスクの軽減につながります。

工場の折板屋根に遮熱シートを導入する場合は、弊社で対応可能な「スカイ工法」が有効です。スカイ工法は、輻射熱の反射性能に優れたスカイシートを屋根に直接貼り付ける工法で、作業員の技術や天候に左右されず、均一した効果を期待できます。

参考記事:スカイ工法

機械に遮熱シートを施工する

工場に設置された機械からは輻射熱が発生し、その影響で室温が上昇します。機械の熱対策には、弊社がサーモバリア施工時に採用している「フィット工法」が有効です。

フィット工法は、機械から放出される熱を遮断するために開発された特許工法です。施工の際には、裁縫が可能な不燃シートを使用します。機械をテント状に裁縫することが可能なため、大型の機械にも柔軟に対応できます。フィット工法によって、機械から発生する輻射熱を効果的に抑え、室温の上昇を防ぐことができます。結果として、作業環境が改善され、間接的に従業員の熱中症リスクを大幅に軽減できます。

参考記事:フィット工法

安全・暑さ対策には、サーモバリアがおすすめの理由

弊社で施工が可能な遮熱シート「サーモバリア」は、工場の暑さ対策に高い効果を発揮します。また、軽量なシートのため屋根に載せても落下の心配がなく、安全性にも優れています。ここでは、安全面と暑さ対策の両面から、サーモバリアをおすすめできる理由を紹介します。

雨漏り・台風にも強い

遮熱シートを折板屋根に施工する場合は、シートを屋根に直接貼り付ける「スカイ工法」が有効です。スカイ工法は、折板屋根特有のジョイント部分をシートで覆うため、雨水の侵入を防ぎ、雨漏り対策としても高い効果を発揮します。

さらに、サーモバリアは保持力・水密性に優れており、工場への施工時には耐久性の高い専用の両面テープを使用しています。これにより、台風などの強風下でもシートが剝がれなかった実績があります。

関連記事:サーモバリアの特徴

遮熱体感が可能

弊社では、遮熱対策の効果を事前に確認したい方に向けて「遮熱体感」サービスを提供しています。遮熱体感では、遮熱材「サーモバリア」の片面に輻射熱を照射し、施工前後の温度差をシミュレーション形式で体験できます。

温度変化の測定には、温度分布を画像として可視化できるサーモグラフィーを使用しており、遮熱効果を視覚的に確認することが可能です。効果を事前に把握したうえで施工へ進めるため、安心して導入をご検討いただけます。

足場工事・付帯工事ができる

足場工事や付帯工事を個別に行う場合、その都度足場を組む必要があり、費用と時間の負担が重複してしまいます。弊社では、サーモバリア施工とあわせて足場工事や付帯工事もまとめて対応することが可能です。

同時施工であれば、足場の設置が一度で済むため、工期・施工コストを大幅に削減できます。さらに、複数業者への依頼が不要になり、スケジュール調整もスムーズに進められます。

まとめ

暑さ対策は、従業員の健康を守るうえで欠かせない安全対策のひとつです。なかでも、屋根や機械に遮熱シートを施工して体感温度の上昇を抑える方法は、高い効果が期待できます。ただし、遮熱性能の高いシートであっても、十分な効果を得るためには正しい施工が不可欠です。

弊社は遮熱材「サーモバリア」の専門企業として、豊富な実績と専門知識をもとに、現場の状況や用途に応じた最適な施工方法をご提案できます。また、見積もり作成から施工管理、報告、アフターフォローまで、一貫したサポート体制を整えており、施工後も安心してご利用いただけます。

「従業員の健康を守るために暑さ対策を進めたい」とお考えの事業主さまは、ぜひお気軽に弊社のお問い合わせフォームよりご相談ください。

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