三重県の工場に遮熱対策が必要な理由とは?三重県で対策が可能な業者を紹介
2026年9月4日

三重県は盆地が多く、南側に位置していることから高温多湿になりやすく、熱中症の危険性が高い地域です。熱中症とは、高温多湿な環境に長時間さらされることで体温調節機能が低下し、体内に熱が蓄積された状態を指します。
とくに工場は構造上、熱がこもりやすく、作業環境が過酷になりやすいため、目的に応じた遮熱対策が欠かせません。近年は気候変動の影響が深刻化しており、令和5年には気候変動適応法が改正されました。これにより、熱中症対策の強化を目的として「熱中症特別警戒アラート」の創設や、市町村長による「指定暑熱避難施設(クーリングシェルター)」の指定制度が新たに設けられています。
こうした背景を踏まえると、工場における遮熱対策はますます重要性を増しているといえるでしょう。本記事では、遮熱対策の意味を整理したうえで、三重県で遮熱対策が求められる理由、そして工場で実施が可能な遮熱対策について紹介します。
参考記事:三重県の熱中症対策(三重県庁)
遮熱対策とは

遮熱とは、日射や電気ストーブなどから発生する輻射熱を反射して遮ることを指します。輻射熱とは、遠赤外線によって伝わる熱のことで、人体の体感温度を上昇させる作用があります。
遮熱対策を行うことで、夏の強烈な日射による室内の温度上昇を抑えられ、暑さ対策として高い効果を発揮します。また、遮熱施工は室内の気密性向上にも寄与するため、冷暖房の効率が良くなり、省エネにも効果を発揮します。
三重県に遮熱対策が必要な理由
三重県は山・海など地形の影響を受け、高温多湿な環境になりやすい地域です。ここでは、三重県に遮熱対策が必要な理由について紹介します。
盆地で熱がこもりやすい

三重県は紀伊半島の東部に位置し、地形は「鷲が羽を広げたような形」をしています。県内には鈴鹿山脈や紀伊山地、上野盆地など山地や盆地が多く、地形の影響で地域によっては熱がこもりやすい傾向があります。とくに上野盆地は、夏の気温が場所によっては40℃を超えた記録もあるほどで、年間の気温変化や日々の気温差が大きいエリアとして知られています。
参考記事:三重県の気候特性(津地方気象台)
南側に暖かい黒潮が流れている
三重県は本州の南側に位置しているため、全国的にも比較的暖かい気候の地域です。なかでも熊野灘沿岸は、紀伊山地が北西からの季節風を遮る地形的特徴に加え、南岸を流れる暖かい黒潮の影響を受けることで、県内でも特に温暖なエリアとなっています。
黒潮は、日本列島の南岸に沿って東へ流れる、世界最大級の強い暖流です。この黒潮がもたらす暖かい空気と海水の影響により、三重県南部は年間を通して気温が高く、温暖な気候が形成されています。
参考記事:三重県の気候特性(津地方気象台)
工場で対策が可能な遮熱対策

三重県には大手企業の工場が多く立地しており、これらの工場では金属製の折板屋根が採用されるケースが一般的です。
金属屋根は夏になると表面温度が高くなりやすく、その熱が室内へ伝わることで工場内の気温が上昇します。そのため、夏場の暑さを抑えるには、適切な熱対策が欠かせません。ここでは、工場で導入が可能な遮熱対策についてご紹介します。
屋根・壁に遮熱塗料を施工する
遮熱塗料は、太陽光を反射する作用を持つ塗料のことです。遮熱塗料は、太陽光の中でも近赤外線と呼ばれる生物が暖かさを感じる光を反射する機能を持っています。
屋根・外壁に遮熱塗料を施工することで、太陽光から発せられる近赤外線を反射する働きによって、熱がこもるのを防ぎ、室温上昇を抑えます。遮熱塗料のなかには耐用年数が6~8年と短いものも多く、遮熱効果を維持するには耐用年数にあわせて塗り直しをする必要があります。
屋根に遮熱シートを施工する

遮熱塗料は、輻射熱の反射率が一般的に60~80%前後とされており、単体では十分な遮熱効果を得にくい場合があります。より高い遮熱性能を求める場合には、屋根へ遮熱シートを施工する方法が有効です。遮熱シートを屋根に施工することで、日射による輻射熱を反射し、室内の温度上昇を防ぎます。
工場の折板屋根に遮熱シートを導入する際には、弊社が施工する「スカイ工法」がおすすめです。スカイ工法は、輻射熱の反射性能に優れたスカイシートを屋根に直接貼り付ける工法です。接合部をシートで覆う構造のため、雨漏り対策としても高い効果が期待できます。
参考記事:スカイ工法
機械に遮熱シートを設置する
工場には、輻射熱を発生する機械が設置されているケースが多いです。機械の熱対策には、弊社がサーモバリア施工時に採用している「フィット工法」が最適です。
フィット工法とは、機械から放出される熱を遮断するために開発された特許工法を指します。フィット工法の施工によって、機械から発生する輻射熱を抑えます。その働きによって、室温の上昇を防止し、結果として従業員の体調不良・熱中症リスクを抑えることが可能です。
参考記事:フィット工法
工場の暑さ対策に、サーモバリアがおすすめの理由

弊社で施工が可能な遮熱シート「サーモバリア」は、高性能な遮熱シートです。本項目では、暑さ対策にサーモバリアをおすすめできる理由について詳しくご紹介します。
遮熱性能が高い
遮熱シートは、アルミ純度が高いものほど遮熱性能が向上します。弊社の「サーモバリア」は、高純度のアルミ箔を使用して作られており、輻射熱に高い効果を発揮します。JIS規格A1420による熱反射実験に基づいたデータ解析により、極めて高い熱線反射性能を有することが明らかになっています。その断熱効果は、70mm厚のグラスウールに匹敵します。
サーモバリアを屋根・壁・床などに施工することで、外部から侵入する熱を反射し、夏は涼しく冬は暖かく過ごせます。
台風・雨にも強い

三重県内でも、尾張地方は雨が多く、鈴鹿山麓では冬に積雪の恐れがあります。遮熱塗料は雨・雪の影響を受けるとはがれる可能性がありますが、遮熱シートは耐水性が高く、風にも強いという特徴があります。
(財)日本建築総合試験所の試験では、高さ16メートルの屋根に風速40メートルの強風が吹いても、スカイ工法で使用する「スカイシート」が飛ばされないことが確認されています。また、スカイ工法に使用する両面テープは耐久性に優れ、保持力・水密性が高い仕様で、使用温度は -10℃~90℃ に対応しています。
そのような理由から、スカイ工法による遮熱対策は、寒暖差が大きく、雨や雪の影響を受けやすい三重県の屋根・壁への施工に適しているといえるでしょう。
遮熱体感を利用できる
弊社では、遮熱対策の効果を事前に体験したい方に向けて「遮熱体感」サービスを実施しています。遮熱体感では、遮熱材「サーモバリア」の片面に輻射熱を照射し、施工前後でどれほど温度が変化するのかをシミュレーション形式で体験できます。
そのほかにも、弊社ではSドローンに搭載されたサーマルカメラの使用により、施工前と後の温度状況を把握した上で、施工箇所に適した工事プランを提案することが可能です。
まとめ
三重県は海と山に囲まれ、寒暖差が大きい地域です。場所によっては、雪・雨の影響を受けることもあります。弊社のサーモバリアは耐水性に優れ、耐用年数も10年と長いため、メンテナンス費用を抑えながら安心してご利用いただけます。
ただし、どれほど耐久性に優れたサーモバリアであっても、直射日光や雨風に長期間さらされると、性能が低下する可能性が高いです。耐用年数の範囲内であっても、「以前より、遮熱性が落ちた気がする」と感じた場合は、早めのメンテナンスをおすすめします。弊社では、見積もり作成から施工管理の提案・報告、アフターフォローまで一貫したサポート体制を整えており、メンテナンス時も安心してお任せいただけます。
サーモバリアに関するご相談や遮熱体感サービスの体験は、24時間対応の専用フォームにて受け付けております。「施工コストを抑えたい」「まずは効果を確認したい」という方は、ぜひお気軽にお問い合わせください。